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Arakawa Africa 2010 -ongoing

Arakawa Africa 2010 -ongoing

Photo: Soichi Hayashi/ OGU MAG

賑わいあふれる東京都荒川区東尾久のおぐぎんざ商店街で生まれた、遠い海の向こうとつながるアートプロジェクト「アラカワ・アフリカ」。2010年から毎年夏に開催されている。夏は熱い大陸アフリカに思いを馳せるのにぴったりな季節。荒川区内には一昔前、アフリカからの働き手がたくさんいたとか、今でもアフリカで物を作って仕事をしている日本人が拠点にしているとか。アフリカの布と太鼓の品揃えが日本一豊富なお店があるとか。通りから職人がものづくりする姿が見えるのが、アフリカの下町の風情を感じるとか、大人も子どもも老人も一緒くたに交じり合える空間がそこかしこにあってアフリカの市場が思い浮かぶとか。荒川区がもっている独特の風土に魅せられて、わらわらとアフリカ好きが立ち寄る街になり始めている。
「アラカワ・アフリカ」では、アートによる表現活動をとおしてアラカワとアフリカとの意外なつながりに光をあて、荒川区とアフリカのこれまでと今を再考し、これからに眼差しを投げかける機会を作りだす。荒川区にひそむアフリカ的なものを掘り起こし、両地域の潜在能力や未来資源を新たな視点で発見し、結びつけて地域文化を高め合うことを目指す。

1988年にタンザニアでの技術指導を通して、アフリカ初の国産リヤカーを完成させた株式会社ムラマツ車輌の村松孝一さんとのトークイベントを実施/実物のリヤカーを展示
展示風景:アラカワ・アフリカ(OGU MAG、2010年)
Photo: OGU MAG

西尾美也+西尾工作所ナイロビ支部による《Overall: Steam Locomotive》の記録映像を上映
展示風景:アラカワ・アフリカ(OGU MAG、2010年)
Photo: OGU MAG

1994年から荒川区町屋で開業しているアフリカ屋のオーナーが長年にわたって収集したカラフルなパーニュ・コレクションの展示と新布の販売/西尾工作所ナイロビ支部企画「Nairobi Residence」に参加したアーティストの東明のドキュメント展示
展示風景:アラカワ・アフリカ 2(OGU MAG、2011年)
Photo: Soichi Hayashi/ OGU MAG

アフリカ屋の仕立て職人による型紙を使わない洋服作りを実施
展示風景:アラカワ・アフリカ 2(OGU MAG、2011年)

荒川区町屋に店舗をかまえる東京ジャンべファクトリーによるジャンベ演奏会を実施
展示風景:アラカワ・アフリカ 3(OGU MAG、2012年)
Photo: Soichi Hayashi/ OGU MAG

東京ジャンべファクトリーが収集した、国ごとに形が違うジャンべを一挙に展示/西尾美也+西尾工作所ナイロビ支部による《Kangaeru》の小作品を展示
展示風景:アラカワ・アフリカ 3(OGU MAG、2012年)
Photo: Soichi Hayashi/ OGU MAG

アラカワ・アフリカ:西尾工作所と株式会社ムラマツ車輌のアフリカでの仕事
開催期間:2010年8月26日(木)~29日(日)

  • 主催:OGU MAG
  • 共催:西尾工作所ナイロビ支部

アラカワ・アフリカ 2:西尾工作所のアフリカでの仕事とアフリカ屋の荒川での仕事
開催期間:2011年6月14日(火)~19日(日)

  • 主催:OGU MAG
  • 共催:西尾工作所ナイロビ支部
  • 後援:ACC(財)荒川区地域振興公社

アラカワ・アフリカ 3:西尾工作所のアフリカでの仕事と東京ジャンベファクトリーの荒川での仕事
開催期間:2012年7月24日(木)~29日(日)

  • 主催:OGU MAG
  • 共催:西尾工作所ナイロビ支部

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